近年ではSEO内部対策、外部対策だけではGoogleからのサイト評価を上げることは難しくなってきております。
よりSEO対策の効果を高める為に行っておきたい施策もございます。
ウェブサイトを構築する際やリニューアルをされる際には以下のことについて検討してみてはいかがでしょうか。
１）レスポンシブウェブデザインでのコーディング
Googleはモバイル ファースト インデックス（パソコンサイトではなくスマホサイトをページ評価の基準とする施策）の推進に向けて、レスポンシブウェブデザインを推奨すると発表しています。
モバイルファーストインデックスの導入時期は2017年中と言われておりましたが、どうやら段階的に進めるようで、2018年から徐々に影響が出てくることが予想されます。
導入時期がいつからになるにしろ、モバイルファーストインデックスに向けた対策は必要になってきます。
以前は、レスポンシブウェブデザイン以外にもスマホ版とPC版で別々のURLによる構築も推奨していましたが、レスポンシブウェブデザインのみを推奨する方向へ変更をした模様です。
もしまだ貴社のウェブサイトがモバイル対応できていない、もしくはスマホ版とPC版で別々のURLによる構築をされている場合はレスポンシブウェブデザインによるサイトリニューアルを検討してみてはいかがでしょうか。
２）SSL（https）の導入
SSL（https）とはWebサーバーとWebブラウザーとの間の通信を暗号化して送受信する通信方法です。機密性の高い個人情報やクレジットカードの情報などを取扱う際にはSSLによる通信が推奨されています。
Googleはユーザーがもっと安全にWebサイトを閲覧できるよう、すべてのWebサイト所有者に http（暗号化なし）からhttps（暗号化通信）への切り替えを推奨する、と発表しています。
また、わずかではあるがhttpsのほうが上位になることがある、という回答もしています。
貴社のウェブサイトにお問い合わせぺージなど、個人情報を取り扱うぺージがある場合はSSL（https）の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
３）WordPressでのサイト構築
WordPressでサイト構築をするメリットはいくつかありますが、SEOに絞った点に限りますと、SEO関連のプラグインが充実しているという点が挙げられます。
例えば、
・sitemap.xmlの作成、送信
・ttitleタグ、h1タグ、ディスクリプション（description）のぺージごとの管理
・page speed insightの指標に合わせた施策
などがプラグインを設置することにより、管理画面から行えるようになります。
サイト運営で発生する、作業負担の軽減につながります。
４）Googleマイビジネスへの登録
もし地域に関連したビジネスをされていて、まだGoogleマイビジネスにサイト登録をされていないのでしたら、登録をおすすめします。
Googleはユーザーの現在地に合わせて、最適な検索結果を表示させるためのアルゴリズムも導入しています。
つまりユーザーの現在地に近い店舗やショップ、会社のサイトを上位に表示させるということを行っています。
Googleマイビジネスに登録することにより、上記のような地域に関連した検索結果に表示されやすくなります。
店舗、病院、美容院など、ユーザーの現在地との関連性の高いサイトは、Googleマイビジネスの登録をおすすめします。